■建築研究資料

No.177号(2016(平成28年) 11月)

業務用空調・給湯システムの制御による省エネルギー効果の実証的評価


澤地孝男、桑沢保夫、宮田征門、赤嶺嘉彦、
五味弘、竹之内元、富田弘明、佐々木洋二

建築研究資料No.177号

国立研究開発法人建築研究所

P746


<概要>
 本調査は、非住宅建築物の省エネルギー基準に適用可能な、一次エネルギー消費量を指標とする総合的評価方法を開発するため、空調及び給湯システムの制御について、その分類を行うとともに、実建物におけるデータ収集を実施して各制御による省エネルギー効果を明らかにすることを目的とする。建築物の一次エネルギー消費量の評価においては、機器等のハードウェアの性能だけではなく、これらを効率良く動かすための自動制御の性能を評価することも重要である。本調査では、空調システム、給湯システムに関する自動制御を対象として、設計図書の調査、実務者へのヒアリング調査及び現場調査を実施して、その分類を作成するとともに、実建物における実測データ分析を実施して、各制御についてその省エネルギー効果を明らかにし、省エネルギー基準における一次エネルギー消費量評価手法の開発のための基礎的な情報として取り纏めた。


表紙・はしがき・概要・目次 556 KB
T編調査概要 853 KB
U編熱源機器の制御に係わる省エネルギー効果の実運転データ取得 9,171 KB
V編搬送機器、外気処理システムの制御に係わる省エネルギー効果の実運転データ取得 20,155 KB
W編給湯システムに係わるエネルギー消費量の評価に必要とされる実運転データ取得 10,408 KB
X編実運転データに基づくエネルギー消費量予測のための評価値の作成 9,364 KB
Y編結果検討会による検討 394 KB
Z編まとめ 307 KB
奥付 228 KB
全文 45,933 KB


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