■建築研究報告 |
組積造に関する日米大型耐震実験研究 建設省建築研究所日米大型耐震研究委員会, 日米共同組積造研究推進委員会 建築研究報告 No.132, 1992 建設省建築研究所 |
<概要> |
昭和59年度から昭和63年度までの5ヶ月間、日米間の国際共同耐震研究プログラムとして補強組積造が取り上げられ、日米側は当所が中心となって、産、学の協力のもとで中層補強組積造(RM構造)の実現を目指し、材料、部材レベルの実験から始まって、最終的に5階建補強組積造建築物の実大耐震実験の実施に至るまで、広範な実験的、並びに解析的な研究が実施された。 本指針(案)・同解説は以下の各章から成っている。 設計指針(案)・同解説 第1章:本指針(案)の適用範囲、目標とする耐震性能、設計の流れなど 第2章〜第4章:RM構造の材料の品質,材料強度と許容応力度、材料の定数など 第5章:RM構造の基本計画について 第6章:荷重・外力、応力解析の方法など、構造計算における基本事項について 第7章:耐力壁、壁ばりなどRM各部材の許容応力度設計について 第8章:総曲げ抵抗モーメントおよび部材のせん断強度の確認 第9章:保有水平耐力の検討と靱性設計について 第10章:基礎構造 第11章:鉄筋の継手、定着、かぶり厚さおよび配筋要領について 施工指針(案)・同解説 第1章:総則 第2章:RM組積体の強度の管理 第3章:材料 第4章:モルタルまたはコンクリートの調合および製造 第5章:かぶり厚さ 第6章:工法一般 第7章:組積 第8章:型枠 第9章:鉄筋の加工および組立 第10章:グラウトの充 第11章:試験および検査方法 付録 ・中層RM構造用ユニットの品質規格
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