■建築研究報告 |
ヘルスモニタリング技術利用ガイドライン 日米共同構造実験研究「高知能建築構造システムの開発」技術調整委員会 建築研究報告 No.142 平16年3月 独立行政法人建築研究所 |
<概要> |
建築物の設計、施工からメンテナンス・補修までのライフサイクルコストの低減、建物の老巧化に対する維持管理などを目的とした建物の構造健全性を監視する手法・技術(ヘルスモニタリング)の確立は重要課題となっている。1998年度〜2002年度の5ヶ年計画で実施された「日米共同構造実験研究−高知能建築構造物の開発」におけるセンサー部会では、適用可能と思われる外乱(地震動、風等)による建築物の損傷検出手法、計測と計測情報の処理が一体もしくはシステム化されたスマートセンサー等について検討してきた。一連の開発研究の最終成果として、「ヘルスモニタリング技術利用ガイドライン」を作成した。その内容は入出力データ取得方法、損傷検出方法、診断方法等によって構成されている。 |