■建築研究報告 |
四日市市土地利用計画札幌市宮の森地区開発計画 第1研究部都市計画研究室 建築研究報告 No.37, 1961 建設省建築研究所 |
<概要> |
工業が急激に集積する都市においては、人口は集中し関連産業が誘致され、それに伴い急速な市街化が進行するが、これが無計画に行われる場合には、その都市の機能、形態、環境に著しい混乱が生ずるので、これに対して将来の発展を考慮した土地利用計画を都市の基本計画として立案することが必要である。 四日市市は大規模工場の立地を契機として、最近とくに急速な市街化が予想される新工業都市として注目されているが、市は国土計画協力を通じて財政、地理、工業、住宅、港湾等各方面の専門家を委嘱して将来の市のあり方について検討を重ねてきた。 本計画はこれらの研究結果ならびにこれと平行して行われた土地利用に関する各種の現況調査結果を総合し、昭和50年の計画人口30万を目標として作案された土地利用計画についての構想案である。したがって、現行地域制による法定計画案ではない。 1960年11月 |